【担当者コラム】 増加複雑化する不登校児童生徒の現状
県内でも増加傾向にある不登校児童生徒、また発達特性のある児童生徒は新型コロナウイルスの影響でさらに複雑化し、深刻な事態となっています。それにあわせて、国は教育支援センター設立の必要性を提唱しており、沖縄市における教育支援センター整備について調査・整備基本計画の策定を行いました。沖縄市の場合既存の教育研究所と青少年センターを複合化し、教育支援センターを整備するという背景もあり、「教育研究」や「青少年支援」など不登校支援だけでなくいくつかの機能を複合した施設の提案が必要でした。
様々な関係者へとヒアリングを行う中で、不登校は当事者のみならずその保護者及び世帯への支援が必要であることが分かりました。保護者や世帯支援を行う場合は、教育分野だけでなく行政内の福祉分野との連携がとても重要であり、連携体制をどう円滑に構築するかについて多くの議論をかわしました。今後オンラインシステムなども活用し検討を進める予定です。