平成8-9年度 宮古島市「平良市トゥリバー地区開発事業計画・基本構想策定業務」
【担当者コラム】 新たな宮古島の顔
市の管理とはいえ、実際の埋め立て事業の一部は国の直轄事業であるため市の関係課と国の関係者も入った中での議論となります。平良市の中心はやはり、港を中心に発展しています。当然港の埋め立て地も港湾機能と市民のリクレーションの場としてしての機能、さらに新たな観光資源としてホテル誘致のなどの要素で構成されました。離島の市街地でのリゾートホテルを含めた土地利用について、例えば「リゾートホテルに泊まる利用客が何を求めているか」などは、あまり港湾関係の部署の方々は詳しくないようです。この埋立地での土地利用でリゾートホテルの位置はやはり海や離島的な風景がきれいに見えるロケーションでしょう。さらに離島便が行きかう船着き場の風景も見せ方のよっては魅力となります。今では宮古島の夏の風物詩となったロックコンサートの会場となっている市民のためのビーチの位置も重要な要素でした。