平成22年度 うるま市「うるま市統合庁舎基本構想策定業務」
うるま市における庁舎の在り方について、統合庁舎方式及び分庁方式を比較検討、統合庁舎の必要性等について議論し、具体的な庁舎建設について内部の意見等の整理等、統合庁舎基本構想策定に関する調査を担当しました。
【担当者コラム】 ライフサイクルコスト
合併後、元の旧自治体の施設を使い分庁型で運営してきた行政もいよいよ限界が来たようです。市民サービスの分かりにくさや、職員の移動時間のロスを考えると1か所に集中している方がよいが、課題は分庁のある地域が空洞化することでした。
最も代表的な市民サービスの部門が市民課であるが、職員の方々の話をお聞きするとこの部門ならではの悩みがありました。常に市民の目にさらされている現場だからこそ休憩も食事もまとめて取れない場合があると。また最近の傾向では、受付業務は民間企業に委託するが、法的に直接職員が対応しなければならない業務もあるそうです。最終的には①現状の分庁と、②統合庁舎を整備する、2案のライフサイクルコストを算出し比較しました。