平成19年度 沖縄県「中城港湾マリンタウン住宅用地開発プラン作成業務」
【担当者コラム】 新たな埋め立て地の住宅需要
中城湾港マリンタウンプロジェクトは、沖縄県と西原町、与那原町がアメニティ豊かなまちづくりを目指し、共同で推進する埋立事業でした。平成14年度から住宅地の分譲を開始し、低層住宅用地を中心に随時土地処分が進められました。当調査では、沖縄県が処分予定の低層中層混合の住宅用地について、マリンタウンのロケーションを活かして、民間事業者の開発を促進させる開発プランを作成し、今後の販売戦略について検討しました。
対象の区画は地元用とリゾート型の2つで、地元用は各住宅メーカー、デベロッパーなどのヒアリングや建築基準法など関係法でのチェック、さらに年間の住宅の供給量からの割り出しで、区画割り案を2案提案しました。一方リゾート型はまず県外からの認知度、ニーズについてシニアライフをサポートするNPO団体のメンバーに対してメールでヒアリングをしました。非常に興味ある調査結果が得られました。