平成27年度 沖縄市「胡屋地区商店街まちづくりビジョン策定調査業務」

 沖縄市の商業の中心であり戦後のアメリカ文化の影響を強く受けた地区で、ライブハウスが多く日常的に外国人が行き交い、街並みとしても独特な景観を有するシンボル的な地域で、その地域にある4つの商店街を3つに分け、それぞれ話し合い、各商店街の課題や今後のビジョンについてまとめていくという作業です。

【担当者コラム】 商店街全体の将来ビジョンの難しさ

 各商店街で課題も考え方も異なり、様々な意見があるので簡単な作業ではありませんでした。話し合いの中で各課題から発展した活動として、商店街の方々とのイベント実施、道路の相互通行化の説明、国道330号の拡幅による商店街の対応などをしました。イベント実施はコザゲート通りでのフードフェス、一番街とサンシティでのハロウィンの写真イベントを行いました。商店街にはパワーがあり、問題はそのパワーを支援する体制だと感じます。
 一方で国道の拡幅は商店街に大きな影響を及ぼしますが、その対応方法について行政側と地元でも割れ、地元内部でも意見が割れていました。今後は官民共同で乗り越えていかなければならない課題だと思います。

2022年02月09日